2017.01.25 横浜アリーナ 行ってきました
セットリスト & 感想
published on 2017/01/29Review
BABYMETALがガンズ・アンド・ローゼズのオープニングアクトを務めた横浜アリーナのライブです。
今回は現地へ行ってきました。これまではファンカムを見て、行かなかったライブの全体像を客観的に再現するように書いているつもりだったのですが、今回はライブを見て感じたことを主観的・断片的に書きます。
2017年1月25日 横浜アリーナ セットリスト
時間は目安です。
No. | 曲名 | 開始時間 | 備考 |
---|---|---|---|
-- | ナレーション | -- | 映像は無しで、紙芝居の 音声のみ約1分間流れた |
01. | BABYMETAL DEATH | 00:00 | |
02. | ド・キ・ド・キ☆モーニング | 04:54 | |
-- | 神バンド演奏 | 08:42 | |
03. | Catch me if you can | 10:51 | 「ハイ! ハイ!」のかけ声の 開始が10:51 |
04. | メギツネ | 14:46 | |
05. | KARATE | 19:50 | |
06. | ギミチョコ!! | 25:25 | |
-- | See you! | -- | "See you!"を言い終えた のが30:33 |
神バンド・メンバー
- ドラム:青山秀樹
- ベース:瀧田イサム
- ギター:藤岡幹大
- ギター:Leda
動画を見たい方は、こちら。
https://www.periscope.tv/w/1LyxBwdNPpYKN#
上の表に記載した時間は、このペリスコープを参照しました。冒頭にナレーションが流れており、上の表の時間に30秒を加えたのがペリスコープでの表示時間です。
もうひとつペリスコープがあります。ステージのようすはこちらのほうがたくさん写っています。
https://www.periscope.tv/w/1OyKAAEYPjqKb
動画が削除されて見れない場合は、YouTube などで BABYMETAL Yokohama Arena periscope Guns N' Rosesなどのキーワードで検索してみてください。
"Catch me if you can"の「ハイ! ハイ!」開始約15秒前(冒頭のペリスコープの表示時間11:06)に「はやい! はやい!」というSU-METALらしき声が流れます。私は会場では気づきませんでしたが、ネットで話題になっていました。
いろんな推測がされていますが、YUIMETALまたはMOAMETALがステージへ出ようとして、それをSU-METALが「まだ早い」という意味で「はやい! はやい!」と引き止め、その声をYUIMETALまたはMOAMETALのマイクが拾ったのではないかと思います。
いる!いる!
すみません、BABYMETALのライブは東京ドームに続きまだ2回目ですが、今回私にとっての個人的な意義は「BABYMETALの存在確認ができた!」ことです。
「BABYMETALの3人(と神バンド)が、いたよ!」
「ステージで歌ったり、踊ったりしていたよ!」
ということです。
東京ドームには行ったのですが、あれは「見た」うちに入るのか? そこに自分が「いた」と言えるのか? 会場の広大さとステージの遠さ、独特の高揚感などから「見た」、そこに自分が「いた」という実感が希薄でした。
今回の横浜アリーナももちろん大きな会場であり、私のシートは2階アリーナ席だったのでステージから距離はあったのですが、それでも肉眼で「見た実感」が持てる距離でした。
ライトに照らし出された淡いスモークの手前にBABYMETALの3人が浮かび上がって、確かにそこに存在していました。
単独コンサートのような盛り上がり
曲によっては、アリーナの観客ほぼ全員が腕をふりあげ、BABYMETALの単独コンサートかと思うような盛り上がりを見せるシーンがたびたびありました。後方を振り返り、スタンドの観客の様子を何度か確かめましたが、多くの人がのっていました。
BABYMETALのサポートアクト発表後の追加公演だったのでべビメタファンが多いのではという予測もあり、たしかにべビメタファンはやや多かったと思います。東京ドーム同様、BABYMETALのコスプレをした小さな女の子が両親に連れられて来ていたり(父親はガンズのTシャツを着ていた)、BABYMETALのTシャツを着た人が多数いました。
今年2017年のBABYMETALの単独コンサートが未定なのでサポートアクトでも足を運んでおこう、と考えたBABYMETALファンが多かったように感じます。私自身、そうでした。
しかし、当然ながらガンズ・アンド・ローゼズのコンサートなのでガンズファンのほうが多かったと思います。ガンズのTシャツを着ていている人も多く、会話の内容からBABYMETALをあまり知らないらしい様子がうかがえました。
そういったガンズファンが多い状況でしたが、ガンズファンもBABYMETALの名前は聞いたことはあり、積極的・好意的にライブを見守ってくれたため、結果として盛り上がりを見せたのだと思います。
話は前後しますが、"BABYMETAL DEATH"の演奏開始と共にアリーナ後方の観客まで立ち上がり、最後まで立ちっぱなしのよう見えました。
爆音とロック認定
演奏はもちろん爆音で、痛快でした。
BABYMETALは、なぜ世界で受けたのか?
「ロックとして認定されうる音だったから」だと思います。
すでに"ド・キ・ド・キ☆モーニング"から「ロックの成分」を含んでいました。
楽曲づくりの中心にKOBAMETALがいるので、彼が制作に関わることができる時間を十分に確保できるかどうかがBABYMETALの命運を左右すると思います。
もちろん楽曲のほかに、SU-METALのボーカル、YUIMETAL・MOAMETALのダンス、神バンドの生演奏なども含めてトータルとして現在のBABYMETALが成立しています。
See You!
東京ドームは赤い夜に行ったのですが、"THE ONE"終わりだったため "See You!" がありませんでした。今回の横浜アリーナが、自分史上初の「生See You!体験」でした。
BABYMETALの "See You!" にはとても肯定的な響きがあり、人をしあわせにする力がありますね。
楽曲のバリエーション
サポートアクトとして6曲程度で新規ファンの開拓をおこなうとなると、現状の選曲がベストであることはわかります。BABYMETALの魅力を知ってもらうための演奏、歌唱、ダンスがバランスよく含まれた選曲だと思います。
ただ、毎回ファンカムをチェックしているファンにしてみると、たまには1曲でいいので入れ替えてバリエーションを見せてほしい、という思いもあります。1月21日の京セラドーム大阪では"あわだまフィーバー"を演奏しましたが。
2017年4月のレッド・ホット・チリ・ペッパーズのアメリカツアー9回のライブがどうなるかですね。




See You!

by MegaTaro
横浜アリーナ以外のサポートアクトについてもセットリストと関連情報を順次公開予定です。